土木工事部門では、ボーリングに関連する大孔径ボーリング工事・グランドアンカー工事・
さく井工事・温泉ボーリング工事などを行っています。
防災井戸は、自然災害の際に停電や断水が発生しても子供から大人まで誰でも手押しポンプにより水を汲み上げることができ、生活用水として利用することが可能です。さらに、災害時だけではなく、防災井戸を使った防災訓練や、地下水モニタリングの為の観測井、地下水の重要性を後世に伝える教材としても重要な役割を担っています。
グラウト工事とは、空洞・空隙・隙間・ひび割れなどの補強・補修のために注入する流動性の液体を用いた工事のことです。グラウト工事には、補強/補修、充填、遮水、密閉などの目的があります。
各種構造物の基礎杭工事や治山事業に伴う地すべり防止杭工事・道路災害復旧工事・土留仮設工事など、広い分野にわたって行われています。大孔径工事に使用される機械は、大は大孔径専用機から、普通一般のロータリーボーリングマシーンにまで及んでおり、最近では掘削機械の発達に伴い、泥水のかわりに圧搾空気を循環させて岩盤を掘削するエアハンマーボーリング機(ダウン・ザ・ホールハンマー式)が使用されています。