停電時でも人間の力さえあれば,飲料水や生活雑用水を確保できる手押しポンプを設置した災害用井戸をおすすめしています。
東日本大震災では停電や施設の損壊等により,水供給が停止してしまいました。被災地に一番に届く物資は飲料水ですが,生活雑用水(トイレ・風呂・洗濯等)の確保は,インフラの復興後となり,かなり遅れることになります。
平成23年度より,熊本県甲佐町では,避難所となる小学校に災害用井戸の設置が進められており,当社では,2箇所に災害用井戸の施工を行いました。
現在使われていない井戸に,手押しポンプを設置できる場合もあります。また,通常は電動ポンプで給水し,停電時は,手押しポンプを使用するタイプも施工可能です。
浅井戸用 深井戸用
当社も所属する,全国さく井協会九州支部では,ポンプメーカー,防災用品メーカー等と協同で,避難所等に設置する災害用井戸・防災用品の提案をしています。
災害用井戸パンフレット
可搬型手押しポンプを製作しました。
可搬型手押しポンプ(試作1号)
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